2012年4月21日土曜日

韓国:姉さん女房急増す


● 朝鮮日報より



朝鮮日報 記事入力 : 2012/04/20 10:44
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/04/20/2012042000952.html

昨年結婚した夫婦、15%は妻が年上

 証券会社課長のイ・ミョンスさん(31)=仮名=は2年前、10歳年上の女性弁護士キム・ミジンさん(41)=仮名=と結婚した。
 イさんの親は、意外にも快く二人の結婚に賛成した。
 専門職に従事し経済的余裕があり、幅広いネットワークを持つキムさんを見た親は「頼もしい」とすぐに気に入った。
 キムさんも結婚に満足している。
 キムさんは
 「物事の決定権は私にあり、年下の夫は定年がまだ先なので、余裕を持ってライフプランを立てられる」
と語った。

 こうした「姉さん女房」の夫婦が年々増えている。
 韓国統計庁が19日に発表した「2011年婚姻・離婚統計」によると、初婚夫婦のうち妻が年上の夫婦が占める割合は15.3%と、10年前の11.3%に比べ大きく上昇した。

 統計庁は、妻が年上の夫婦が増えている最大の理由として、女性の社会進出拡大に伴う晩婚化を挙げている。
 同庁によると、昨年の女性の平均初婚年齢は29.1歳で、01年から2.3歳上昇した。

 年上の妻に対する男性の認識も、肯定的に変わっている。
 結婚情報会社ソンウのチョン・ソンエ・マネジャーは
 「何事も男性に頼る女性より、社会経験を通じて理解力とマナーを身に付けた年上の女性を好む20代後半の男性会員が増えている」
と語った。

 一方、婚姻・離婚統計では、韓国人と外国人の国際結婚が大幅に減少したことも分かった。
 昨年の国際結婚件数は2万9762件で、前年に比べ13.1%減少した。
 国際結婚件数が年間3万件を下回ったのは、03年以来8年ぶりのことだ。

 結婚仲介業界では国際結婚が減少している理由について、農村の独身男性がある程度結婚して外国人妻の需要そのものが減った上、08年に国際結婚仲介業法が制定され、仲介業者の登録制など厳しい規制が導入されたためと分析している。


 韓国は男子の赤ん坊を好むとという社会風習のため、現在適齢期の女性の数が少ない。
 女性はよりどりみどりで男へ選べる。
 その結果、女性は少々傲慢になってきている。
 だが、長くは続かない。
 よりどりをしている間に年齢はまちがいなく上がっていく。
 気がつけばまわりに男がいなくなる。
 韓国は男社会。
 結婚していない女性はなかなか受け入れられない。
 しかたない、あぶれた年下の男で手を打つか、ということになる。
 男もあぶれものの悲劇で、年上の女で手を打つしかなくなる
 これから韓国は年上女房が急速に増えていく。




朝鮮日報 記事入力 : 2012/05/21 13:01
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/05/21/2012052101217.html

熟年離婚、2年連続で「新婚」離婚を上回る

 ソウル市内に住む男性Aさん(62)と妻Bさん(59)夫妻は結婚33年目を迎えた昨年、離婚を決心した。
 Bさんは結婚当初から夫の実家と確執があり、ずっと離婚を考えていた。
 Bさんは高卒だが、夫のAさんはソウルの名門大学出身という学歴の違いが問題になっていたのだ。
 義父は道知事を務めた人物で、夫の実家の人々は経済的に苦しい家で育ったBさんをばかにした。

 2人の間に生まれた3人の子どもたちのことを考えてBさんは我慢していたが、末息子が昨年、大学2年生になったのを機に離婚を決心した。
 夫のAさんは2008年に大手企業の役員を退職したが、その後も家事はBさん任せだったことや、80代後半の義母を世話しなければいけないことも離婚の理由になった。
 Bさんは夫にマンションや退職金などの財産分与を要求、経済的な基盤を確保した。

 ソウルでは、結婚20年以上の熟年夫婦の離婚が、新婚夫婦(結婚4年以下)の離婚を、2010年から2年連続で上回っていることが分かった。
 ソウル市が「2011年ソウル・サーベイ」や「2011年婚姻・離婚統計」(統計庁)などを分析した結果として20日に発表した。
 新婚夫婦の離婚は01年の27.9%から徐々に減少、11年は24.7%だった。
 その一方で熟年離婚は01年の17.8%から増え続け、11年には27.7%に達した。
 専門家らは、夫と妻の価値観の違いが離婚の原因とみている。
 イチョウ夫婦相談所で所長を務める心理学博士のイ・ソンヒ氏は
 「退職した夫が家事を妻任せにすることが熟年離婚増加の大きな原因」
と話している。


 こういう離婚は何処にでもあることで、とりたてて問題とすることでもないだろう。


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