2012年4月1日日曜日

国家公務員:採用56%削減で決着

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毎日jp 毎日新聞 2012年4月1日 東京朝刊
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20120401ddm002010096000c.html

国家公務員:採用56%削減で決着

 政府は31日、国家公務員の13年度新規採用を政権交代前の09年度比で56%削減し、約3700人とする方針を固めた。
 岡田克也副総理兼行政改革担当相が約7割減らす案を総務省を通じて提示したが、各府省は「行政サービスが低下する」などと抵抗。最終的に削減幅を圧縮することで受け入れた。
 4月3日に閣議決定する見通しだ。

 新規採用削減は、政府が30日に国会提出した消費増税法案に関連して行革姿勢をアピールするため、3月6日の行政改革実行本部(本部長・野田佳彦首相)で打ち出した。
 民主党政権は国家公務員の総人件費2割削減方針を踏まえて、新規採用を09年度(8511人)比で11年度は37%減の5333人とした。
 12年度は東日本大震災への対応を考慮して26%減の6336人とし削減幅を抑制したが、13年度について岡田氏は「(11、12年度を)大幅に上回る削減」を指示した。

 しかし約7割を削減する当初案に対しては閣僚からも「こんなに削減されるとは聞いていない」と反発が起き、岡田氏が個別の閣僚折衝で調整していた。

 新規採用を09年度比で56%削減した場合の総人件費の削減効果は100億円強。
 若手が減って各府省の年齢構成がいびつになる恐れもあるため、政府は期間を区切って各府省から中高年の希望退職を募る方針も示している。【野口武則】


 これから、日本の人口は減っていく。
 2050年には一億人を切ると言われている。
 これは「毎年70万人」が減るということで、ほぼ静岡市の人口に匹敵する。
 すなわち、毎年日本から静岡市が一個づつなくなっていくということだ。
 公務員の新規採用を減らすだけでなく、公務員そのものも減らしていかざるをえないだろう。
 そうしなければ、日本は公務員の給与で潰れてしまうことになる。





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