2012年4月21日土曜日

日中対決:恫喝外交が効かずに、イライラしはじめた中国

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 得意の恫喝外交が効かずに、イライラしはじめた中国、といった感じがする。
 打つ手がないので、
 「おぼえていろよ」
と先送りしているようだ。


レコードチャイナ 配信日時:2012年4月21日 11時47分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=60632&type=0

日中国交40周年、祝賀ムードはどこに
…中国は必ず報復してくる


 2012年4月19日、国交正常化40周年を迎え、祝賀ムードに包まれているはずの日本と中国だが、最近何かと不協和音が目立っている。
 米華字サイト・多維新聞が伝えた。

 その最も大きな原因は、中国の対日政策が根本から変わったこと。
 これに伴い、日本との領土、歴史、経済利益など一連のゴタゴタに対する処理の仕方も変わった。
 中国はころ合いを見計らって必ず日本に「報復」してくるはず。
 国際社会も
 中国がどのような方法で日本を懲らしめるのか
と高い関心を寄せている。


 今のところ、中国に与えられた選択肢は3つ。
1.間接的圧力、
2.直接的圧力、
3.部分的な衝突
だ。
 だが、日中国交正常化40周年というめでたい年に、いくら部分的とはいえ双方とも「衝突」は選ばないだろう。
 とはいえ、中国漁船と海保の巡視船が小規模な衝突を起こす可能性はゼロではない。

 もしくは、中国は南シナ海でとった作戦と同じ方法で日本に直接的圧力をかけてくるかもしれない。
 例えば、中国漁船と海洋調査船が協力して尖閣諸島付近を巡航したり、日本が何かするたびに中国外交部が即座に強硬なプロパガンダを発してみたり。
 南シナ海ではこの方法でかなりの成果を挙げている。

 または、中国が日本に間接的圧力をかけてくる可能性もある。
 例えば、河村たかし名古屋市長が「南京事件はなかった」発言をした際、姉妹都市の南京市が公的交流を一時中断する意向を示したように。

 中国が日本にどのレベルの報復をしてきても、結局、日本の態度が両国のその後を決めることになるだろう。
 最後に日本に忠告したい。
 良からぬことばかりしていると、そのうち自らの首を絞めることになる。
 あまり調子に乗りすぎないよう気を付けた方がよい。


 「あまり調子に乗り過ぎないよう気をつけたほうがよい」
なんて、言葉が出てくるとは。
 アアーどうしよう、手詰まりだ !
と嘆いているようなもの。
 そろそろはじまるかな、
 「中国がどのような方法で日本を懲らしめるのか
とすれば、まずは
 スパイ容疑とやらの「日本人の拘束」というイヤガラセかな。

 しかしどう考えても中国の外交レベルは低い。
 もうちょっと、外交感覚を身につけられないものだろうか。
 これなどお山の大将的な典型的な論調。
 やはりサル山のボスザル、といったところ。




サーチナニュース 2012/05/14(月) 12:08
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0514&f=politics_0514_011.shtml

日中首脳会談、尖閣問題で日本に「慎重な処理促す」=中国メディア

  中国の温家宝首相は13日、北京の人民大会堂で野田佳彦首相と会談した。
 中国国営新華社通信は尖閣諸島(中国名・釣魚島)問題について、 
 「中国側は日本側に問題を慎重・適切に処理するよう懇切に促した」
とし、激しい応酬があったようには伝えていない。

  記事は以下のように伝えている。
 温家宝首相は、
 「日中間の協力推進のためには政治的な相互信頼を強固にしなければならない」
と述べ、新疆ウイグル自治区や尖閣諸島問題における中国の原則的な立場を重ねて表明した。

  日本側に対し4つの政治文書(日中共同声明、日中平和友好条約、日中共同宣言、「戦略的互恵関係」の包括的推進に関する日中共同声明)の原則精神に従って、中国側の核心的利益と重大な関心事項を尊重し、慎重かつ適切に問題を処理し、両国関係の正しい方向性を堅持するよう切に促した。

  これに対し野田首相は、
 「中国の発展は日本と国際社会にとってチャンス」
と述べた。
 日本側は日中の戦略的互恵関係の推進を重視・尽力しており、日中の4つの政治文書の原則と精神に基づいて、中国側とのハイレベル往来を強化し、政治的な相互信頼を深め、互恵協力と人文分野での交流を強化したいと述べた。

  また野田首相は、日本側は中国の内政に干渉する意図はないと表明した。
 両国間に存在する問題について、日本側は大局に立ち、中国とともに適切に処理し、二国間関係への影響は避けたいとした。


 中国としてはやっかいなのがニッポン
 上海万博までは、静かにしており恫喝が効いた日本だが、それ以降、尖閣問題が起こってからは中国の恫喝は日本に対してはほとんど無力になっている。
 さらに悪いことに、恫喝すればそれを梃子にして軍事訓練のあからさまな実施と、軍備の増強に走ってくる。
 つまり、日本の軍事化に中国が利用され、手を貸している事態となってきている。
 「こんなハズではなかったが」
と、嘆いてみてもはじまらない。
 一度、その方向に動きだしたら止まらないのが世の潮流。
 中国が強気に出ればでるほど日本は「待ってました」とばかりに、軍事化のスピードを早めてくる。
 中国としては、なんとか宥めておかないとその動きはアジア諸国に伝搬する。
 日本が中国と本気で事を構える気があるとわかれば、アジア諸国は中国のいうことを聞かなくなる。
 中国にとって、あたまの痛い目の上のタンコブが日本。
 でも、どうにもならない。
 日本に対しては友好ポーズでいくしかないのか?
 




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