2012年4月27日金曜日

エロすぎて発刊日に廃刊が決定した『コミックキューガール』

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● エロすぎて廃刊が決定した『コミックキューガール』



ロケットニュース24 2012年4月27日
http://rocketnews24.com/2012/04/27/207796/

【エロすぎ】
 新創刊の漫画雑誌が発売日に廃刊決定
出版社上層部「こんな卑猥な本は出せない」


 2012年4月26日に発売された、新創刊の女子漫画雑誌『コミックキューガール』(実業之日本社)が、その発売日に廃刊が決定した。
 何をいってるかわからないかもしれないが
 「発売日に廃刊が決定したのである」。
 よって次号は出ない。

 雑誌が売れなかったら廃刊になってもおかしくないが、店頭に並んだその日に廃刊が決定するという事態は前例がないと思われる。
 それにしても、どうして発売日に廃刊が決定したのか? 
 漫画家・あずまゆき先生は、自身のブログでその理由をコメントしている。
 
●・あずまゆき先生のブログコメント
 「新創刊&新連載と告知してまいりました、実業之日本社「コミックキューガール」ですが、本日発売するとともに、廃刊が決定いたしました。
 今日、編集さんから連絡いただきまして、いきなりの廃刊が決まったと知らされました。
 出版社上層部の人の
 「こんな卑猥な本は出せない」
という理由で廃刊が決まったようです。
 信じられない理由ですが…、本当です。
 1号で、しかも発売日当日なんて、前代未聞です。
 散々連載情報をお待たせしたのに、こんな結果になってしまって残念でなりません。
 また、違う形で cos-chu をお届けできればいいなと思っています」(引用ここまで)
 
 どうやら、実業之日本社の上層部スタッフが内容に対して不快感を示し、続刊が難しいという判断を下したようだ。
 正直、企画段階で内容について把握しておくべきだと思うのだが……。
 このようなことをされていちばん困るのは、『コミックキューガール』に漫画を描いている漫画家たちである。

 そもそも、2号から方向転換をするなど「いくらでも続刊させる方法はあるはず」なのだが……。
 出版社には出版社のポリシーがあるかもしれないが、発売日に廃刊が決定するという「常識はずれな行為」に関しては、出版社上層部は猛省をするべきである。
 
参照元: あずまゆき先生オフィシャルブログ


 世の中いろいろと不思議なことがあるようだ。
 まさに、事実は小説より奇なり、かな。



ロケットニュース24 2012年4月27日
http://rocketnews24.com/2012/04/27/207912/



【卑猥】エロすぎて発売日に廃刊になった漫画雑誌
仕事が消えた漫画家「やることない。GWすっかり予定が空いてしまった」

 2012年4月26日に創刊号が発売された『コミックキューガール』(実業之日本社)。
 月刊漫画誌として創刊したこの雑誌だが、出版社上層部が「こんな卑猥な本は出せない」と判断し、創刊号の発売日に廃刊が決まった。
 もちろん、前代未聞の出来事である。

 この創刊&廃刊騒動でいちばんの被害者は、連載漫画家たちだ。
 月刊漫画誌として創刊したので、すでに次号や次々号の原稿に取りかかっていると思われる。
 『コミックキューガール』に漫画を掲載していた漫画家・ガビョ布(がびょぬの)先生をはじめとした漫画家たちは、以下のようにコメントしている。
 
●・ガビョ布先生のコメント
 サイト更新すた。
 今週出るコミックキューガールという本で連載やります(4月22日)
 昨日までやってた原稿はとりあえずストップ。
 いきなり時間空くとやることないニャー(4月27日)
 ゴールデンウィークの間に仕事するつもりだったのにすっかり予定が空いてしまったぞ(4月27日)
 
●・しかげなぎ先生のコメント
 コミックキューガールは本日創刊して本日廃刊になりまし…た。
 せっかくたのしみにしてるってコメントいただいてたのにそれが本当に申し訳ないです。
 (中略)事情はなんだかよくわからないのですが売れないとか評判が悪いとかの結果が出る前にきまったようなので実際あのぽかーんとしています(4月26日)
 
 『ふたりエッチ』で有名な克・亜樹先生も『コミックキューガール』に漫画を掲載していたが連載ではなかったようで、
 「僕は、読み切りを描かせていただいただけなので、被害は少ないのですが。
 連載作家さんは、2話めを描き出していたそうで…気の毒で仕方ありません」
とブログでコメントしている。

 当編集部では実際に『コミックキューガール』を購入して読んでみたのだが、漫画マニアの記者の感想では
 「コンビニに並んでいるエロ漫画雑誌よりエロ度は低いです。
 女子の股間が頻繁に出ている感じはしましたけどね。
 あと幼そうな体系の女子とかも出てました」
とのこと。
 とにかく、どこをエロく感じたのか出版社上層部に詳細を知りたいところである。

 ちなみに、『コミックキューガール』創刊号にはハッキリと「コミックキューガール 次号は5月29日発売」と書かれている。
 出版社がどのようなポリシーをもって「エロすぎる」と判断し、廃刊を決定したのかは不明だ。
 しかしファンの声が強まれば次号が出るかもしれない!?
 
参照元: コミックキューガール







レコードチャイナ 配信日時:2012年5月19日 5時12分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=61394&type=0

過激さを増す日本の漫画・アニメ、このままでは文化の崩壊も―中国メディア



 2012年5月17日、中国漫画・アニメ産業新聞ネットは、日本の漫画・アニメについて伝えた。
 近年日本の漫画・アニメは過激なものが増えている。
 現在の傾向として、ドラゴンボールやスラムダンク、名探偵コナンといった、友情や努力そして勝利といった王道の漫画よりも、性や暴力といったより本能に訴えかけるような内容を好む読者が増えていることが原因の1つとして挙げられる。

 また、制作側の姿勢にも変化が現れ、以前のように時間をかけて良い作品を作ろうとはせず、すぐに売れる即戦力となる物を作るようになってきた。

 実際、「週刊少年ジャンプ」では、毎号必ず誰かが死に、露出も多くなっている。
 昔から「週刊少年ジャンプ」のラブコメにはパンチラがつきもので、思春期の男の子の心をドキドキさせたものだが、最近ではより性的な描写や、暴力的な作品が増えている。

 しかし、今の日本の漫画・アニメの地位向上に王道の漫画・アニメは多大な貢献をしており、現在のような過激なものが拡大し続けてしまうと、これまでに築き上げたものが崩壊する可能性もある。




レコードチャイナ 配信日時:2012年5月29日 19時21分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=61666&type=0



日本のアニメは今なぜ暴力的で卑猥なのか―中国メディア

 2012年5月21日、人民網日本語版によると、中国のアニメニュース専門サイト「中国動漫産業新聞網」は日本アニメを分析する記事を掲載した。

 日本のアニメに卑猥で暴力的なものが多いのはなぜなのか?
 これは、バブル状態にある日本のアニメ産業が無秩序になっているためだ。
 アニメ大国である日本はこれまで同分野で常に世界を牽引し、国民やメディアもそれを誇りとしてきた。
 しかし、日本のアニメ作品の種類が急速に増加している近年、卑猥で暴力的なものがその主流作品となって溢れている。
 このような現象に、日本の教育界の学者らは危機感を募らせており、未成年の子供に有害とされるアニメは「不健全なアニメ」と呼ばれている。

 1980年代から90年代にかけて、日本では「ドラゴンボール」や「スラムダンク」、「名探偵コナン」など友情や努力、勝利をテーマにしたアニメが次々にヒットし、積極的で建設的な価値観を宣伝する点で、世界レベルの成功を収めた。
 しかし今では、日本を代表するアニメ雑誌「週刊少年ジャンプ」(集英社)に、人が殺されるシーンや性的描写のない号はないといっても過言ではなく、連載されている作品の半分以上が暴力または性的描写を売り物にしている。
 一方、そのような不健全な描写が比較的少ない「週刊少年サンデー」(小学館)や「週刊少年マガジン」(講談社)などは売上不振に悩んでいる。
 東京都が2010年に改正した「青少年健全育成条例」の中では、過激な暴力シーンや性的表現を禁止する考えが明確に示されているが、メディアやアニメファンからの反対圧力も大きく、こうした作品に対しては、政府も結局、見て見ぬふりをする姿勢を取らざるを得なくなっている。

 では、これまで積極的で健全な内容だった日本のアニメは近年、どうして卑猥で暴力的になってしまったのだろう。
 筆者は日本でここ数十年、アニメブームだったことと関係があると見ている。
 ブームによりバブル状態になったアニメ市場は無秩序になり、作品の過剰供給が上記のような現象をもたらしてしまったのではないだろうか。

 まず、アニメ作品の過剰供給がメディア間の悪質な競争をもたらしている。
 アニメブームに乗っかり、大儲けをしたいと考える人がほとんどで、こつこつと強固なブランドを構築していこうと考える人はいなくなっている。
 20世紀末、日本のアニメの大部分は読者に受け入れられる作品か数年かけてまず試し、その後初めて商品化するというスタイルをとっていた。
 それが今では、有名な作家が新作を出すと、すぐに市場に出される。
 一方、まだ売れていない作家の作品となると、たとえおもしろくても、短期間しかメディアに取り上げてもらえない。
 そのため、自分の「名前」では作品が売れない作家たちは、「邪道」を選択するしか道が残されていないのだ。

 次に、アニメ作品の過剰供給により、読者が目新しいものを求めるようになっていることがある。
 新作といわれるアニメの大部分はストーリーや画風、テーマ曲などの点で現存するアニメとかぶっている。
 そのため読者は目新しいものを求めるようになる。
 それに加えアニメファンの年齢層や受けた教育の程度なども異なるため、より多くの読者を獲得するためには、人が本能的に求めている、性的なものや暴力的なものに訴えるしかないのだ。

 最後に、アニメ作品の過剰供給により、メディアが利益だけを求めるようになっている。
 メディアは新しいアニメのブランドを構築し、関連商品の開発をするため、教育界や保護者の声に耳を傾けたりする時間や体力は基本的にないといっていいだろう。
 日本のメディアは以前、アニメ作品を「子供たちに人気となるアニメ」と「人の目を引く作品」の2つに絞って売り出していた。
 しかし、後者のほうがより多くの読者を獲得できることや読者がいなければ広告収入を獲得し続けられないことに次第に気づくようになった。
 そのため、「健全」なアニメは脇に追いやられるようになり、暴力的なものや性的描写を売りにしたアニメが台頭するようになったのだ。

 アニメ作品はかつて日本が誇れる「名刺」のようなものだったが近年、暴力や性的描写がその基調となってしまっている。
 このような状態を放っておけば、これまで何世代にもわたり古人が必死に築き上げてきたアニメ産業に明るい前途はない。






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