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● スカボロー礁での中国巡視船、フィリピン沿岸警備艇の対峙に関する資料図
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レコードチャイナ 配信日時:2012年4月21日 9時2分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=60651&type=0
最新鋭中国巡視船を投入=南シナ海でフィリピン警備艇とにらみ合い
2012年4月20日、CNTVは記事
「中国最新鋭巡視船が黄岩島に到着=中国・フィリピンの対峙10日目」
を報じた。
4月10日、南シナ海のスカボロー礁(黄岩島)で操業中の中国漁船をフィリピンの軍艦が摘発しようとしたことが発端となった。
連絡を受けた中国巡視船が現場に急行。
にらみ合いが続いている。18日、広東省広州市を最新鋭巡視船・漁政310が出発。
20日正午に到着した。同船はヘリコプターを搭載、速度も中国巡視船の中では最速を誇る。
すでに漁船は退避したが、中国巡視船2隻、そして軍艦に代わり現地に到着したフィリピン沿岸警備艇1隻のにらみ合いが続いている。
またフィリピンの考古調査船がスカボロー礁での調査を試みたが、阻止されすでに同海域を離脱している。
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レコードチャイナ 配信日時:2012年4月20日 18時27分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=60648&type=0
「アリが象を傷めつけることはできない」領海問題でにらみ合い続くフィリピン国防相が発言
2012年4月20日、領海問題をめぐって緊張関係が強まっている中国とフィリピンについて、比国防相は、
「アリが象を傷めつけることはできない」
と発言した。
今月初旬より、南シナ海海域のスカボロー座礁で、中国漁船を拿捕しようとしたフィリピン海軍の沿岸警備艇と中国海軍の海洋巡視船が対峙する中、米比合同軍事演習も進行中だ。環球時報の報道。
フィリピンのガズミン国防相は先日、
「アリ(=フィリピン)が象(=中国)を傷めつけることなどできようか?」
と発言した。
同時に、フィリピン政府は
「領海問題以外の分野で中比関係に影響なきように」
と表明している。
「国民は政府の行動が、すべての国民の利益を守るためのものだと理解するだろう。
国民の協力を得て、我々が不当な仕打ちを受けているということを世界に知らしめることだ」
―ガズミン国防相はこうも発言している。
ただ、政府の姿勢はもっと穏便なものだ。
総督府方面では
「スカボロー座礁の問題は現在も大きく解決に向かっているわけではないが、これが多方面にわたる二国間関係に影響するべきではない」
「幸い、両国とも話し合いを通じた解決に努めている。
このまま緊張関係が深刻化することなく問題は解決すると信じている」
と見解を示している。
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「私はアリ」
そう言わざるをえないような状況。
かわいそうなフィリッピン。
中国の恫喝外交の前でクビをすくめている。
これではだれも中国を友人国とはみないだろう。
この国とは打算で動くしかない。
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レコードチャイナ 配信日時:2012年4月23日 15時48分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=60698&type=0
中国とフィリピンのハッカーが南シナ海問題で“戦争”状態に、互いに相手国サイトを攻撃
2012年4月22日、環球時報によると、南シナ海問題で対立する中国とフィリピンだが、両国のハッカーが互いの国のウェブサイトにサイバー攻撃をしかける代理戦争を始めたという。
先日、フィリピン大学の公式サイトが中国人ハッカーにのっとられた。
サイトには黄岩島(スカボロー礁)付近の地図が表示され、
「我々は中国からやってきた。
黄岩島は我々のものだ」
とのメッセージが書かれていた。
一方でフィリピンのハッカーも中青在線など複数の中国サイトを攻撃。
「スカボロー礁は我々のものだ。
スプラトリー諸島(南沙諸島)は我々のものだ」
とのメッセージを表示させた。
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レコードチャイナ 配信日時:2012年4月24日 17時48分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=60749&type=0
中国の監視船2隻、フィリピンとのにらみ合い続くスカボロー礁から撤退
2012年4月23日、在フィリピン中国大使館の張華(ジャン・ホア)報道官は、スカボロー礁(中国名:黄岩島)海域でフィリピン側とにらみ合いを続けていた漁業監視船「中国漁政310」と海洋監視船「中国海監84」が22日午後に同海域を離れたと表明した。
中国新聞社が伝えた。
同日、記者団に送信した電子メールで明かした。
張報道官は
「これで同海域にとどまっているのは海洋監視船1隻だけになった」
とし、
「中国側は友好的な話し合いでこの問題を解決したいと願っている。
2隻の監視船の撤退は、一部で言われているような『事態を大きくする』といった考えなどなく、事態の緩和に努めていることを証明するものだ」
と強調した。
これに対し、フィリピン外務省は同日、
「同海域では中国の監視船4隻とフィリピン沿岸警備艇1隻がにらみ合いをしている」、
ロザリオ外相は
「フィリピン側は警備艇を撤退させるつもりはない」
との談話を発表している。
「中国漁政310」は中国最新鋭の漁業監視船で18日に広州から南シナ海に向けて出発、20日正午(現地時間)ごろ、スカボロー礁海域に到着していた。
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サーチナニュース 2012/04/25(水) 09:45
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0425&f=politics_0425_006.shtml
わが国とフィリピンの南シナ海問題の争いが表面化=中国人有識者
南シナ海の黄岩島(スカボロー礁)をめぐる中国とフィリピンの対峙がすでに10日以上続いている。
20日正午、中国の漁業監視船「漁政310」は黄岩島海域に到着後、巡航を行った。
これについて中国網日本語版(チャイナネット)は、
「フィリピンが南シナ海でわが国を挑発」
と報じた。
以下は同記事より。
4月10日午前、中国漁船12隻が中国の黄岩島潟湖で作業中、フィリピンの軍艦が出動し、中国人漁師を拘束しようとしたが、それを中国の漁業監視船2隻が阻止、その後、双方の対峙が続いている。
中国中央電視台によれば、黄岩島海域で中国船と対峙していたフィリピンの考古学調査船はすでに撤退したが、黄岩島でのにらみ合いはまだ続いている。
フィリピンの海洋警備船はまだ中国の海洋監視船2隻と対峙している。
中国外交学院の蘇浩教授は、
「今回のにらみ合いには深い原因がある。
中国とフィリピンの南シナ海問題の争いが表面化した形となった。
緊迫した情勢はまだ続いているが、フィリピンには現実的必要性と長期的考えがあるのだろう」
との見方を示す。
フィリピンは国土が小さく、力も弱いため、同盟国である米国からの支援を期待している。
まもなく米比の軍事演習が行われるが、フィリピンはそれまでにらみ合いを続けるつもりだろう。
蘇浩教授は、
「フィリピンと米国の対話が今月末に行われる。
フィリピンは中国との対峙を強化することで、米国を巻き込み、援助を求める理由を増すことができる。
また、先に撤退したほうが劣勢となるため、中国とフィリピンの間で合意のない情況で、フィリピンは先に撤退するのを望まないし、
いわゆる海洋権益を堅持するためにも譲歩はしないだろう」
と指摘した。
蘇教授はさらに、
「中国はさまざまな場面で立場と主張を正式に表明し、行動を強化する必要がある」
とし、こうした事件の発生を前もって防止する必要性を強調した。
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サーチナニュース 2012/04/19(木) 12:38
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0419&f=politics_0419_013.shtml
南シナ海問題で中国「自国領だ。フィリピンは異議唱えなかった」
中国政府・外交部の劉民為報道官は18日の定例記者会見で、領有権を巡りフィリピンと対立する南シナ海・中沙諸島のスカボロ礁(中国語名は黄岩島)の問題で、「中国固有の領土」との従来の主張を繰り返すとともに、
「1997年まで、中国が黄岩島において主権を行使し、開発・利用を行っていることに、なんらの異議も唱えなかった」
としてフィリピンを批判した。
スカボロ礁では10日、操業中の中国漁船をフィリピン軍艦が拿捕(だほ)しようとしたところ、中国の監視船が阻止し、双方の「にらみ合い」が続くなど、対立が激化している。
劉報道官は
「黄岩島は中国固有の領土であり、国際海洋裁判所に提出する問題は存在しない」
と主張。
4月10日の事件発生後、中国は、外交部の傅瑩副部長(副外相)がフィリピンの駐中国大使館の大使代理と緊急会談するなど黄岩島で出現した緊張局面について何度もフィリピン側と交渉しているという。
劉報道官は
「黄岩島を最も早く発見したのは中国で、主権にもとづく管理を行った」、
「(中国の)国家統計局、国家地震局、国家海洋局などが何度も、黄岩島と周辺海域について科学調査を行ってきた」
と説明した。
フィリピン側の動きについては
「1997年まで、中国が黄岩島において主権を行使し、開発・利用を行っていることに、なんらの異議も唱えなかった」、
「1981年と84年に出版された地図でも、フィリピンの領土外になっている」
などと主張した。
フィリピンのデル・ロサリオ外相は同問題で17日、国際海洋裁判所に判断を仰ぐ提案をした。中国政府・外交部の劉民為報道官は18日の定例記者会見で、
「中国固有の領土であり、不必要だ」
との考えを示した。
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なにか、尖閣諸島の日本のセリフによく似ているが。
「中国は異議唱えなかった」
石油資源がある、ということから中国が領有権を主張し始めるが、それまで中国は日本の主張に意義を唱えなかったはずだが。
いろいろ似たようなことがあちこちであるようである。
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レコードチャイナ 配信日時:2012年4月25日 9時53分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=60764&type=0
はた迷惑!?
中国政府の「内輪もめ」が南シナ海の緊張を招く=著名調査機関が分析
2012年4月24日、著名シンクタンクの国際危機グループ(International Crisis Group、略称ICG)は、南シナ海での主権問題をめぐる関係各国間の緊張が深刻化している原因の一つとして、中国政府の各部門の権限争いと予算獲得競争が挙げられると指摘した。
シンガポール華字紙・聯合早報が伝えた。
ICGの報告によると、中国は当初穏便な解決を求めていたが、南シナ海関連の業務を担当する各政府部門が勝手な行動に出たことが、平和的解決路線の足を引っ張る結果になったという。
2011年中頃から、中国は南シナ海の緊張状態を和らげるべく外交努力を重ねてきたが、各部門の協調が上手くいかず、一貫した政策を実行できなかったため、その多くが徒労に終わってしまった。
中国では少なくとも11の部(日本の省に相当)と、その下に属す5つの行政機関が南シナ海関連の業務を所管している。
例えば、海軍は領土問題を軍備近代化の口実とし、他部門も脅迫めいた形で予算獲得を狙っている。
国内事務を取り扱う部門が対外業務に口を挟んでくるようになったケースもあるという。
また、報告ではさらに切迫したリスクとして、法的根拠がないまま行政、軍事船舶の介入が増え続けていることを挙げている。
中国はフィリピン、ベトナム、ブルネイ、マレーシア、台湾との間に南シナ海の領土問題を抱えており、中国の国力増強とともに各国の警戒心も強まっている。
各国は中国が南シナ海の主権問題について侵略的姿勢を強めることを恐れている。
フィリピン西部のパラワン島の警備隊の隊長(中将)は22日、中国が島に建物を建てることを懸念し、フィリピン政府に対し艦艇と航空機の増援を求めたことを明らかにしている。
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