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レコードチャイナ 配信日時:2012年4月4日 7時51分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=60117&type=0
インド空軍機、事故多発の原因は中国製のコピー部品にあり―ロシア大使
2012年3月29日、ロシアのアレクサンドル・カダキン駐印大使は、インド空軍で多発する戦闘機の墜落事故の原因は、操縦士の技術水準や機器故障の問題ではなく、軍が購入するコピー品の部品にあると語った。
ロシアのニュースサイトの報道を環球時報が4月1日付で伝えた。
ロシアメディアによると、インド空軍は2012年3月の発表で、過去3年間に発生した事故によって戦闘機33機を失ったと発表した。
このうち、ロシアから調達したミグ-21の事故は16件で、事故発生の最も多い戦闘機となっている。
インド空軍はその主要原因として、
「操縦士の技術水準と故障の問題」
と発表してきた。
これに対し、カダキン大使は、このほどニューデリーで開催された記者会見で、
「ロシア製でない部品はニセ物だ。
インド空軍は非正規のサプライヤーから部品を調達している」
と話し、事故の原因はコピー部品の調達にあるとの見方を示した。
一方、インド空軍は
「ロシア外の国際市場で部品を調達する理由は、度重なる価格改訂や契約内容の見直し、完全前払いシステムなど制約が多く、ロシアの部品供給会社に問題があるから」
と表明。
部品調達が遅れれば戦闘機の飛行頻度を減らさざるを得ず、最終的には空軍の戦闘能力に影響する。
現在、ロシア以外にミグ-21の部品を製造しているのは、ミグ-21の派生機に当たる「J-7」を保有している中国だけである。
中印両国の政治的緊張の高まりにともない、インドは中国から直接部品調達をしていないが、ミグ-21の部品は国際市場を通じて間接的にインドへ流入してきている。
中国製の部品は、価格は正規部品よりも大幅に安いが、ロシアの軍事機密を完全に把握して製造されているわけではないため、メンテナンスのサイクルや製品寿命が正規品よりも短いという欠点を併せ持っているという。
最後にロシアメディアは、中国空軍のJ-7の事故がインド空軍のミグ-21よりも大幅に少ないことを例に挙げ、
「インド空軍の事故頻発の原因は自らにある。
なぜならば、戦闘機のメンテナンスの大部分は自国企業が担当しているから」
と結んでいる。
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おかしな話だ。
戦闘機とか爆撃機といった機密に属する部分の部品に第三国の製品を使うということはありえないことだ。
事故が多いからといってインドは文句も言えない。
それよりそういう部品を調達するインド軍部の姿勢が間違っている。
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