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● 中国海軍の052B型駆逐艦、ドック型揚陸艦「崑崙山」
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サーチナニュース 2012/05/09(水) 11:06
中国は日本の対東南アジア戦略に学べ(1)=中国コラムニスト
ビジネスチャンスが見込める地域に世界から企業が集まるのは世の常である。
日本企業に
「20年後の成長市場はどこか?」
と問えば、恐らく
「VIP(ベトナム、インドネシア、フィリピン)およびその他の東アジア諸国」
と答えることだろう。
国網日本語版(チャイナネット)によれば、中国人コラムニストの陳言氏はこのほど、日本の綿密な対東南アジア戦略に中国も学ぶべきだと論じた。
下は同記事より。
日本政府および日本企業は
「現在成長著しいBRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)は、高度成長期を経た後、すぐに欧米や日本と同じく成熟期に入る一方で、富裕層が拡大中の東南アジア諸国の市場は、今のBRICsのような活気に満ちるはずである」
との考えを有している。
BRICsのうち、インドの識字率は低く63%にすぎない。
これはインドが産業化を進めるなかで大きなネックとなっている。
だが、VIP諸国の識字率は高い。
また、中国などの国では高齢化社会問題が浮上しつつあるが、VIP諸国の平均年齢は低く、2050年までの人口増加率は20~30%とされている。
インドネシアの現在の人口は2億3000万人で、1億2000万人の人口を抱える日本をすでに上回っている。
2050年には、ベトナム、フィリピンの人口も日本の人口を上回ると予測されている。
識字率が高く、安い人件費による恩恵を長期的に享受することができるという要素は日本の企業にとって非常に魅力的に映るようだ。
また、島国である日本はこれらの国々と陸続きになっておらず、領土問題の係争も存在しない。
加えて、VIP諸国は比較的親日派が多く(第二次世界大戦時に日本の侵略を受けたが、日本の戦後賠償・補償や多額の政府開発援助(ODA)供与により、あつれきは収まっている)、日本企業にとって比較的容易に進出しやすい市場だと言える。
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サーチナニュース 2012/05/10(木) 08:12
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0510&f=politics_0510_002.shtml
日本海自、中国海軍艦5隻による大規模編隊を確認=中国メディア
自衛隊の統合幕僚監部は8日、海上自衛隊第5航空群(那覇)所属の哨戒機P-3Cが6日午前6時、沖縄本島の西南約650キロの海域で南東の太平洋海 域に向かって航行する中国海軍の052B型駆逐艦2隻、054型護衛艦2隻、ドック型揚陸艦998崑崙山1隻の計5隻からなる編隊を確認したと発表した。
中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。
海上自衛隊が中国海軍の052B型駆逐艦、ドック型揚陸艦「崑崙山」と直接対面したのはこれが初めて。
また海上自衛隊は、沖縄本島の西南160キロの上空で艦載ヘリコプターの飛行、編隊活動を確認した。
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サーチナニュース 2012/05/05(土) 10:48
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0505&f=politics_0505_007.shtml
わが海軍の艦艇が海上自衛隊の哨戒機に監視・尾行される=中国
中国網日本語版(チャイナネット)は4日付で、中国海軍の艦艇が4月30日、日本海上自衛隊の哨戒機に監視・尾行されたと報じた。
以下は同記事より。
大隈海峡を通過し、西太平洋で行われる恒例の軍事訓練に向かったわが海軍の艦艇が4月30日、日本海上自衛隊の哨戒機に監視・尾行された。
今回の訓練について、中国国防部報道事務局の関係者は、
「中国人民解放軍の海軍艦艇編隊が訓練のために西太平洋海域へ航行するのは、年度計画内の恒例活動で、特定の国や目標に対したものではない」
と表明している。
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日本にとっては中国海軍がウロウロしてくれることは願ってもないことである。
国民に危機感が出て、
同時に軍事アレルギーが払拭され、
平和ボケが解消され、
自己防衛本能がよびさまされる。
「暴力反対」などと叫んでみても、向こうから押し寄せてくる暴力には無力なことが理解できてくる。
と同時に、アジア諸国の中国への反発が大きくなり、それが日本への友好期待に変わっていく。
日本の軍事産業が陽の目を見ることになり、それがビジネスへと発展していく。
中国の巨大化に面と向かって対応できる国家は、いまのところ日本しかいない。
日本の存在が中国の暴虐的行動の抑えになっているとアジア諸国は考えている。
軍事は日本が望むことではないが、中国がやたらと危機を煽って後押しをしてくれている。
中国さまさまといったところの昨今である。
中国の粗暴さを止める手立てはいまのところ見当たらない。
長い歴史の間に溜まったうっぷんを晴らすかのように過激に動くだろう。
これはいたしかたない。
そういう激情を覚ます方法は一つで、熱が覚めるのをじっと待つしかないのである。
その間、周辺国は自己防衛本能にたよるしかない。
これは生物的動物的な擬似問題であり、社会的問題ではなく、生態的問題に近くなっている。
昨年の中国海軍沖縄通過のビデオ。
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中国艦艇 宮古島沖の公海を通過 2011.06.09
沖縄本島と宮古島の間を通過した中国海軍の艦艇に情報収集艦
http://www.youtube.com/watch?v=-35tZrxu42c
2011/11/25版
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