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朝鮮日報 記事入力 : 2012/05/05 10:03
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/05/05/2012050500384.html
子どもの幸福指数、韓国は4年連続OECD最下位
韓国の子どもたちは、物質的な幸福感は感じているものの、実際の自分の暮らしについて「幸せ」と感じている割合は、経済協力開発機構(OECD)加盟国のうち最も低いことが分かった。
子どもの日を翌日に控えた4日、韓国方定煥(パン・ジョンファン)財団の協力を得て延世大学社会発展研究所が発表した資料によると、韓国の子どもたちの物質的な幸福指数はOECD加盟国の中で調査結果のある18カ国のうち4位だった。
だが、主観的な幸福指数は、同じく調査結果のある23カ国のうち最下位だった。
韓国は4年連続で最下位だ。
オーストリアやスペインなどの子どもたちは、物質的な幸福度と主観的な幸福度の順位がほぼ一致している一方、韓国は大きく差が開いた。
延世大学社会学科のヨム・ユシク教授は
「韓国の子どもたちは、どの国よりも物質的には豊かな暮らしをしていると考えているが、最も長い時間を過ごす学校では暴力を経験し、こうしたことが原因で家出や自殺まで考えており、主観的な幸福度が低いとみられる」
と指摘した。
物質的な幸福指数は
「家族のうち成人(大人)は仕事に就いているか」
「家に本が10冊以上あるか」
「勉強できる机、勉強できる静かな場所があるか」
などについて質問し、経済的な豊かさを測定した数値であり、主観的な幸福指数は
「学校生活が好きか」
「自分の暮らしに満足しているか」
などを質問し、自らをどれくらい幸せだと思うかについて数値化したものだ。
今回の研究は、済州道を除く韓国全土の小学校4年から高校3年のうち計6791人を対象にアンケート調査を実施し、世界保健機関(WHO)とOECDがそれぞれ2006年、03年に実施した調査結果と比較して分析した。
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朝鮮日報 記事入力 : 2012/07/11 09:13
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/07/11/2012071100625.html
OECD幸福指数、韓国はワースト3
今月10日、保健社会研究会が発刊する学術誌『保健社会研究』に発表されたイ・ネチャン漢城大教授の「OECD(経済協力開発機構)加盟国の生活の質構造に関する研究」によると、国民の生活の質を表す「幸福指数(BLI)」で、韓国は経済協力開発機構(OECD)に加盟する34カ国・地域のうち32位だったことが分かった。
同論文によると、OECDに加盟する34カ国・地域を対象として生活の質に関する19の指標を評価し、幸福指数を求めた結果、
韓国は10点満点で4.20点で、下から3番目の32位
だった。
幸福指数1位はデンマーク(8.09点)で、
次いでオーストラリア(8.07点)、
ノルウェー(7.87点)、
オーストリア(7.76点)、
アイスランド(7.73点)
の順だった。
韓国の指数は平均(6.23点)を大幅に下回り、
韓国よりも低いのはトルコ(2.90点)とメキシコ(2.66点)だけだった。
この研究はOECDが普段、生活の質を評価する際に使用する
住居環境(1人当たりの部屋数)、
可処分所得、
雇用率、
殺害率、
傷害率、
社会ネットワークの安定性
など12の指標に、
経済的安定、
政府に対する信頼、
外国人の雇用、
性差別、
ジニ係数(所得分配の不平等さを測る指数)、
貧困率、
自然環境の持続可能性
などの指標を追加し、幸福指数を算出した。
韓国は
健康状態(32位)、
生活に必要な施設を備えていない世帯の割合(31位)、
可処分所得(27位)、
殺害率(26位)
投票参加率(26位)、
1人当たりの部屋数(25位)、雇
用率(21位)
など、全てが下位圏となった。
一方で、治安状態を表す傷害率(5位)は高い点数を獲得した。
韓国は、OECDが今年5月に発表した幸福指数の順位では24位だった。
金東燮(キム・ドンソプ)保健福祉記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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