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ロケットニュース24 2012年5月22日
http://rocketnews24.com/2012/05/22/211987/
意外と小さい!? 地球上の水をすべて集めるとこうなる
人間の生活、そして生命の維持に欠かせないのが水。
当たり前のように毎日使っているけれど、世界には一体どれほどの水があるのか考えたことがあるだろうか?
全世界の地質や天然資源などを調査しているアメリカ政府傘下の研究機関、アメリカ地質調査所(USGS)によると、地球上の全ての水を集めると直径1385キロメートルの球になるという。
と言われてもどれくらいの大きさかピンと来ない方は、この画像をご覧頂きたい。
この画像のアメリカ大陸にちょこんと乗っかっている水色のボールが「地球上の全ての水」である。
正直、
「え、こんなもんなの?」
という感じの意外な小ささだ。
地球の表面の70パーセントは水で覆われているが、その水の層はとても薄い膜のようなものなのだ。
ところで、水がある場所といったらどこを思いつくだろうか?
簡単に思い浮かぶのは海、川、湖あたりだろう。
だが、この「地球上の全ての水」にはそれだけではなく、地下水、氷河ばかりか水蒸気や人間や動物の体内に含まれる水も含まれているという。
そうした全ての水をぜーんぶかきあつめたものがこの球なのだ。
なお、全ての水の96.5パーセントは海水(塩水)である。
それ以外の川や湖、地下水などにある淡水が人間が生活を営む上で必要とされる水だ。
淡水はこの球のたった3.5パーセント。
世界中の人達が貴重な水を分かち合っているのだと感慨深くさえ感じられないだろうか。
淡水のうち人間が使う水の多くが川の水だ。
だが、川の水が淡水の中で占める割合は非常に少ない。
USGSの情報によると、川の水が淡水の中で占める割合はなんとたったの0.006パーセントだという。
残りの淡水はどこにあるのかというと、淡水の68.6パーセントは氷河や氷冠であり、グリーンランドや南極・北極で凍り続けた状態にある。
そして、見落としがちな存在が地下水だ。
地下水は淡水の30パーセントを占める重要な水源なのである。
地下水を目にすることは少ないが、しばらく雨が振らなくても川が絶え間なく流れ続けることができるのは地下水のおかげだ。
降雨によって地下の帯水層と呼ばれる場所に満たされた水が、継続的に川に浸み出ているからだ。
人間の生活は様々な水によって支えられている。
そしてその水は無限ではないということを心に留めておいた方がよさそうだ。
(文=佐藤 ゆき)
参照元:Mail Online、USGS(英文)
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「直径1385キロメートルの球」とは。
東京から沖縄那覇市まで直線で1,500kmほどです。
よって、東京から沖縄本島の北の端くらいの長さを直径とする球体になります。
もう一つ、ロケットニュースから。
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ロケットニュース24 2012年5月21日
http://rocketnews24.com/2012/05/21/212672/
気分はすっかり宇宙飛行士!
地球や宇宙に超接近した映像&画像を高解像度で見ることができるサイト
地球儀を回して世界旅行に思いを馳せるのもモチロンいいのですが、今や時代はデジタル主流。
というわけで今回みなさまにご紹介するのは、地球にグググッと超接近した映像や画像をみることができるウェブサイト『Planet Earth.』!
『Planet Earth.』は、近日中に撮影された地球表面の様子を視覚的に知ることができるだけでなく、宇宙の様子までをも知ることができちゃう、宇宙マニアにとってはたまらないサイトです。
映像も画像も、地球全体に加えて、アジアやヨーロッパそしてアフリカ大陸など、知りたい場所をピンポイントで観ることが可能。
しかも海流や雲の流れる様子まで鮮明に観ることができるので、子どもも大人も、地球の営みに対する興味がますます膨らみそう。
また、オーロラや無数の星の映像が映画『STAR WARS』さながらド迫力で楽しむことができる宇宙映像も、大きなみどころ。
特にオーロラは、地球内部からの映像を観る機会はあっても、地球外部から撮影された映像はなかなか目にすることができないので、一見の価値ありです。
ちなみにウェブサイトにアップされている画像や映像はすべて、ロシアの衛星『Elektro-L』によって撮影されたもの。
地球の上空およそ36000kmに漂うこの衛星は、雲の動きなどはもちろんのこと、植物の生育の様子まで撮影することができるそう。
このような高い技術は、NASAの衛星にも装備されてないんですって!
地球、そして宇宙を、より身近に感じることができる『Planet Earth.』。
大きなスクリーンで観たら、ちょっとした宇宙旅行気分が味わえそうですね。
寄稿:Pouch
参照元:planet–earth.ca(英文)
A Timelapse of Planet Earth, October 2011 to March 2012
Orbiting Planet Earth: Aurora Compilation
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