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毎日新聞 2012年05月19日 02時30分
http://mainichi.jp/select/news/20120519k0000m030136000c.html
米国防総省:「サイバー攻撃は中国から」報告書で初断定
【ワシントン古本陽荘】米国防総省は18日、中国の軍事力に関する年次報告書を発表した。
米国の政府機関や軍事関連企業に対するサイバー攻撃の多くが中国からの攻撃と初めて断定。
軍が戦略的に米国から情報を収集している可能性を指摘し、警鐘を鳴らした。
報告書は11年中に、世界中のコンピューターシステム侵入やデータ盗難などのサイバー攻撃が相次いだと指摘して、
「多くは中国国内から発せられた」
と断言。
昨年版の
「いくらかは中国国内から発せられたとみられる」
との表現を強めた。
さらに、中国からの執拗(しつよう)なネットワーク侵入行為が続いており
「戦略的に情報を収集する手段として、中国はサイバーネットワーク作戦を展開している模様だ」
と強調した。
一方、海軍に関しては射程約7400キロの潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)による核攻撃能力を持つ晋級潜水艦の開発が進み、早ければ2年以内に初期的な運用能力を持つと分析した。
空軍については、ミサイル防衛システムの初期開発段階に入ったと指摘。
陸軍は特殊部隊の増強中で、上陸作戦に使う水陸両用の強襲車両を配備したと明らかにした。
中国が年間の国防費を今年3月に約1060億ドルと発表したのに対し、米国防総省は実際は年間1200億〜1800億ドルと見積もっている。
記者会見した国防総省幹部は、ステルス戦闘機「殲20(J20)」の運用が18年にも始まるとの見通しを示した。
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レコードチャイナ 配信日時:2012年5月20日 21時31分
http://www.recordchina.co.jp/group.php?groupid=61425&type=0
中国のサイバー攻撃は脅威=空母キラーなど近代化進める人民解放軍
2012年5月18日、米国防総省は12年版「中国に関する軍事・安全保障年次報告書」を発表した。
中国によるサイバー攻撃などが米国の脅威になっていると指摘している。
19日、人民網が伝えた。
年々大幅に軍事予算を増加させている中国は、巡航ミサイル、弾道ミサイル、空母キラーと呼ばれる対艦ミサイル、サイバー戦争に対応したネット作戦能力などの近代的戦闘能力を高めている。
報告書は中国の軍事予算は公開されている数字以上だと指摘。
実際には1200~1800億ドル(約9兆6400億~14兆5000億円)
に達していると推定している。
また米軍需企業が狙われるなど、中国がサイバー攻撃を戦略情報手段の一つとして活用していると指摘。
世界の経済スパイ活動においても中国の活動が最も活発で、米国の経済安全に対する脅威は増していると警告した。
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