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サーチナニュース 2012/05/16(水) 13:39
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2012&d=0516&f=politics_0516_018.shtml
日本は地域安全保障の指導的地位になれる
アメリカン・エンタープライズ公共政策研究所(AEI)アジア・安全保障問題専門家、マイケル・オースリン氏は米Foreign Policy誌で、
「日本が続けてきた数十年にわたる平和主義が静かに変化しつつある。
これはアジアのパワーバランスに深遠な影響を与える。
日本はいつか地域の安全保障における指導的地位に立つ可能性がある」
と指摘した。
中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。
■平和的立場を放棄
日本は長年、アジアで大きな役割を発揮することを妨げられてきた。
戦後、憲法で攻撃的な性格を有する軍事力の保有放棄を誓い、多くの国が日本を安全の提供者とみなさず、米国でさえこの同盟国の信頼性を疑っていた。
しかし日本の立場が10年前から変わり始めた。
91年の湾岸戦争で日本は石油供給確保のための自衛隊派遣を拒否し、嘲笑された。
そのため、2001年の米同時多発テロ事件に対しては迅速に対応した。
当時の小泉純一郎首相とジョージ・ブッシュ大統領はイラクとアフガニスタンへの支援と再建部隊の派遣に向け、密接な関係を築いた。
近年、日本は艦船や航空機をアフリカに派遣し、海賊対策を展開。
その結果、戦後初の海外基地がジブチに開設された。
こうした海外行動の総合的効果として、作戦経験があり、他国軍と交流する自信のある自衛隊の軍官が育成された。
日本と米国はその安全保障にとって直接脅威となる北朝鮮の弾道ミサイル計画で協力、どの基準から見ても、日本は米国のミサイル防衛面でもっとも親密な同盟国といえるだろう。
もう一つ重要な意義をもつ変化は、
日本が数十年間実施してきた武器輸出3原則の見直しに着手
したことだ。
これは日本に新しい輸出市場が開かれるだけでなく、日本がよりグローバルな防衛関連製品や間接的な応用技術の分野にかかわることにつながる。
■地域のバランスへの影響
日本は地域や世界の安全保障分野でより大きな役割を発揮する際、独自の強みを利用できる。
例えば、海上保安庁の資質や装備は世界屈指で知られる。
地域各国の海岸警備隊を訓練し、アジアの多くの島国の巡視能力の形成に手を貸せば、日本はアジアのリーダーになれる。
また、無人機を利用して北東アジアや南シナ海上空における海上監視を大幅に拡大できる。
日本には情報・監視・偵察能力を備えた先進的な無人機を購入する資金がある。
アジアの小国と協力し、規則的アジア監視制度を確立することも可能だ。
自衛隊は米国の無人機と協力することで、活動範囲を広げ、より迅速な対応も可能となる。
日本の安全保障態勢の変化が世界の国々との交流方式を変えつつある。
日本では、国内で起きている変化を利用し、同盟国とより親密なパートナーシップを築き、世界の舞台でより多くの責任を担う願いを叶える、鮮明な政治的見識が待たれる
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つまりまとめると、
①.海外軍事活動への積極的参加の実行
②.数十年間実施してきた武器輸出3原則の見直しに着手
わかっていることを鈴々しく書ただけのことである。
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